レース前日練習

ついにレースの日が近づいてきた

今日は最後の練習日
どこまでタイムを出せるかで、明日の結果が決まる

しかし!
SPAに付いてみると、
前日までの温暖な気候が嘘のように気温が低い、
温度計をみると、何と6度!

とはいえ貴重な練習時間を無駄には出来ない
さっそく走行の準備を始める

この数日前、
タイヤ(パイロットレース)と
フロントブレーキ(社外品)を新しいものに買えたので
最初は慎重に行く
コースに出ると
1コーナーでいきなりリヤが滑る!
タイヤが暖まっていないのと、
慣らしが完全に終っていないのが原因だろう
この時間はタイヤの慣らしを重点的に行う事に決めたバンク角を徐々に増やし、タイヤワックス剥がして行く
1コーナーではブレーキのテスト

ブレーキはまだ、アタリが付いていないのか効きがイマイチ

たま~に、テールスライドしながらラップを重ねて行く

1 70.063 午前1本目
2 67.305 Rタイヤ慣らし
3 63.720
4 61.725
5 62.816
6 62.389
7 62.033
8 60.474
9 59.767
10 58.587
11 59.563
12 61.542
13 57.845 Rタイヤ慣らし終了
14 56.194
15 57.021

さて、皮むきも終ったし
タイヤも大体暖まってきたので
そろそろ練習開始!今回の目標は55秒台前半で楽に周回できるかを試す
んで、結果はタイムを見ての通り、あっさり周回できる事が判った
また、この走行では、アクセルをそれほど開けずに走行しており
十分なマージンを取っているにも関わらずである

また、今回の練習課題として
S字の切り替えし方法とヘヤピン前の右コーナーでのフロントの動きの調整だ

まずS字
今までは、滑らかに切り替えしていたのだが
これだと、スネーキングといってS字を直線的に走行できない
これを回避する為に、一度バイクを立ててそこから反対側へマシンを倒し込むようにした
結果はすばらしく
あれほどアクセルを開けるのが難しかったS字が
十分にトラクションをかけた状態で切り返せるようになった

次は、ヘヤピン前の右コーナー
今までと同じように、今回も何度かフロントが滑る
それが恐くて、旋回速度を上げられないでいたのだが
後ろ加重にする事で更に旋回速度を上げる事が判った
ここで、アクセルを強く開けてもフロントが逃げる感じがしなくなった

と、タイムを見ると54秒台が出ている
ストレートや上りでもそんなにアクセルを開けていないのにだ
良い感じになってきた

16 70.970 午前2本目
17 62.567
18 60.451
19 58.806
20 57.502
21 57.849
22 59.861
23 56.698
24 55.873
25 57.166
26 55.352
27 55.378
28 55.533
29 55.133
30 55.376
31 54.522 午前ベストタイム
32 55.107
33 55.028
34 55.808
35 56.136
36 55.650
37 55.376

お昼は、いつものカツカレーを食べる
ちなみに、この時点での気温は8度
さみ~

あんまり攻め込むとタイヤが無くなるので
そこそこに走る
さらに手を抜いて56秒台で走ってみるま~、ストレートで140km/h位しか出してないし
てれ~ん、と走っているので仕方ない
38 65.682 午後1本目
39 59.548
40 58.461
41 59.909
42 61.037
43 58.623
44 58.122
45 58.153
46 57.004
47 57.501
48 56.030
49 56.609
50 56.559
51 56.358
52 55.672 午後ベストタイム
53 56.997
54 57.100
55 56.704
56 57.089
57 56.997
58 72.340
この日、姫野も来ていたのだが
わずか4周で走行を止めた
やはり、路面温度が低すぎてタイヤがグリップしない様だ
大排気量車では、このようなスリッピーな条件は非常に危険
懸命な判断だと思う

で、3時には走行を止め
姫野宅へ向かう
明日のレースの為の準備を行うのだ


まずは、レーシングスタンドでバイクを固定

まずは、各部のワイヤーロック
これは、レース中に重要部品のボルト脱落を防ぐ為だ
専用のボルトが無かった為、数日前に
バイク屋(小川レーシング)で
ノーマルのボルトに穴を空けてもらった
#1本100円程度でした
#あと、部分的にステーも作ってもらった






これをステンレスのワイヤーで固定
結び方が良く分からないので、適当に、、、

場所は前後ブレーキキャリパ固定ボルト、ドレーンボルト、エンジンオイル給油口


次に、ガソリンキャッチタンクの取り付け
オーバーフローしたガソリンをこぼさない為です
ガソリンタンクのオーバーフローラインは有ったのだが
なぜか、キャブのラインが無かった
付いていない仕様なのか、付け忘れたのか謎だ
DIYショップでガソリン用チューブを買ってきて
適当に取りつけ
固定はガムテとタイラップ

次にゼッケンの取り付け
塩ビの板を買ってきてタイラップで固定し
数字はカッティングシートで適当に作る

次に、サイドスタンドの取り外し
ボルト2本で固定されているのでこれを外し
スタンドセンサーを外し、ガムテでスイッチを固定

あとは、ナンバーとミラーを外し
ライトとウインカーをガムテで目張りして
完成!

オイルキャッチタンクは、エアクリーナーに
オイルラインが行っているので取り付ける必要無し
ラジエーターキャッチもタンクに戻っているので
必要無し

こうして出場準備はすべて整った
さあ、結果や如何に!?

レース前日練習