つーわけで、99年最後の走行会です 今回はR1-MLの方々も参加しての サーキットオフラインミーティングとなりました R1が6台も集まる しかし、今回の走行会は120台と、非常に台数が多く 今までになく、走りにくい状況となっている困ったものだ ほとんどの方がサーキット初参加という事で 「絶対に無理をしない」 「ブレーキは早めに」 を心がけるようにミーティング そして、各自、テーピングや保安部品の取り外しなど 走行の準備を開始する そして全員で準備体操 周りの人達は、「なんじゃ~」って見てて 結構恥ずかしいっす(*^_^*) でも、ちゃんと準備体操をやっておくと走りやすくなるだけでなく 転倒したときの怪我が少なくなるので恥ずかしくてもやるのだ! と自分に言い聞かせ、せっせと体操をするのだが 先にツナギを着てしまっていた事に運動を始めて気が付いた ツナギを着たままは良くないですね
で、最初はCクラスでうっし~くん達初心者を先導台数が余りにも多くて追い越しのタイミングが難しい上に、タイムの速いマシンがバンバン追い越して行くので、 恐くてベストラインを通れないでいるようだ
かなり無理な追い越しをしている人がいるな~って感じ |
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今度は、うっし~くんの後ろに付けライディングを観察する見ていると、メリハリが無くブレーキも遅い ブレーキをかなり引きずったままコーナーに入っているようだ これではフロントタイヤは、旋回と制動という二つの仕事を同時にさせる事になるので、非常に効率が悪くなる しかも、フロントに無理がかかっているので非常に危険 確かにフロントをこじるように走る人もいるし、その方が速い場合も有るが、レースではなく速く安全に走る事が目的なので、十分にスピードを 落とし 小さく旋回しバイクを起こしアクセルを開ける方がタイムアップに繋がってきます しかし、さすが規制前のZXRである 最終コーナーの立ち上がりで、うっし~くんの前に出て、ちょっと引っ張ってみる 61秒が出たそうだ その後、間に別の車両が入り距離がどんどん離れて行く |
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Cクラスの走行も終り、他のクラスの走りを見ていると 1コーナーにまっすぐ突っ込む車両が有った なんと、その車両は今回ミーティングに参加している 岩本さん@CBR900だった 幸い本人に怪我はなく、車両も左側カウル破損、シフト周り損傷 ハンドル・レバー類損傷といった所
とりあえずガムテで補修する 原因は無理に追い越してきた車両を避ける為に 真っ直ぐ行ってしまったらしい 自分も気を付けねば お昼ご飯 なんと、いつも購入しているカツカレーはすでに無くなっていた 仕方ないのでカレーで我慢する
午後からAクラスに移動 全開での走行だ先頭を走ると邪魔になるので、後ろの方から追っかける事にする 全開とは言っても、やはり転倒の後遺症と、昨日のライディングスクールの疲れで体中が痛いので、あんまり無理はせずにライン重視で 55~56秒台で走る事にする Aクラスはみんな同じようなタイムなので、後方で、ほとんどの周回をクリアラップで走行できた スクールでの課題を頭に入れて 「ライン重視」「リヤトラクションで積極的に旋回」をとにかく行う だんだん良い感じで走れてきたぞ 数周もすると、トップ集団が追いついてきた あ、青旗だ 走行会で青旗が出るなんてはじめて ちょっと避けて、トップ集団をやり過ごす ん?後方から「シュゴォー」と、すごい吸気音と、 「フォォォー」って、4発独特の排気音が聞こえる |
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ふ~疲れたっす~ 休んでみんなとだべっていると 田中さんの奥さんが「主人がとびました!」と飛んできた 場所は裏の上り、みんなで飛んでいく ちょうど走行時間が終了し、オフィシャルと田中さんのR1を回収 あのあたりの転倒はスピードが出ない所なので大丈夫だろうと思っていたが 前走者を抜きにかかったときに、テールスライドを起こしそのままスリップダウン ここまでだったら、ひどい状況にはならなかったのだが 田中さんを残してバイクは滑っていったのだが 途中でタイヤが地面に接触したらしく 再びグリップを取り戻し、回転したらしい スライドで出来た傷よりも、回転した後地面に叩き付けられたときの損傷が激しかった 幸いな事に、田中さん自身はまったく怪我が無く リヤから綺麗に滑ったので、お尻で滑っていったらしく ツナギもお尻以外には傷が無かった とにかく怪我が無くて良かった
転倒に注意しつつ、無理せず走行開始と、ここで2コーナーの回り込む所で、リヤが滑り始めた
ここは最もトラクションがかかる所なのだが、アクセルを開けると「ズ~」っと、スライドして行く スライド量は大きくないのでまったく安全なのだが、多分タイヤが終ったのだろう |
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走行終了後、リヤタイヤを見るとトラクションのかかる所だけ タイヤが終っていた、、、 もったいないのでこのタイヤはツーリング用に使う事にしよう
さて最後の走行タイヤも終っている事だし、無理せずのんびり走る
しかし、あんまりのんびり過ぎたのか、すぐにトップ集団に追いつかれてしまう と、シフトミスで突っ込みそうになる 危ない危ない |
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総評 今回は、初めてのサーキットオフミって事だったのだが 転倒者は出たものの、幸いにも大きな怪我もなく終了した とはいえ、やはり転倒者が出てしまった事は非常に悔やまれる 今回、走行台数があまりにも多かったのと 無茶な追い越しをする人が多かった 中には集団で追い越しをする人もいて非常に危険だった 実際、目の前で5~6台が集団となって 遅い車両に追い越しをかけコースアウトする者もいた 確かに、遅い人も悪いのだが これは走行会であって、レースではないのだ レースであれば遅い車両は速やかに避けるのがルールであるが サーキット初心者にこれを望む事は難しいというものである とにかく、参加者の印象としてはサーキット走行は楽しいものとなったようだ おまけ うっし~くんは最終ラップ58秒を出した 姫野でさえも最初は60秒を切るのがやっとだっただけに この慣れの速さと吸収力には驚きである