さて、いよいよ模擬レースが始まる グリッドは午前中の順位で決まるのだが 私の順位は、9位と何とか一桁台に入っている 意外にも1位はOFF車だった で、18台でまず上位グループのレースが行われた 初めてのレース 緊張が走る 周りは大排気量車がほとんど 400cc以下は一つ前のNSRと 1位のOFF車位なものか レッドからグリーンへ スタートはそんなに悪くないはずだが 次々と大排気量車に追い越されて行く 1コーナーに入った時点で順位は真ん中位になっていた しかし、コーナーに入るとみんなやたら遅い 並んでいる車両が多いのでそう簡単にはラインを変えられない 1周目クリヤしホームストレート またしても大排気量車に追い越されていく 非常に悔しい だんだんみんなラインが安定してきたのか 集団がバラけてきた 前を走るZXR750R(だったと思う)に狙いを付ける 早く上位に上がらなければと焦りが出てきた 2周目に入り、ZXRの後ろに付けラインを見る コーナーリングスピードは速くはないが レコードラインをしっかり走っており しかも、そのパワーを生かしてコーナーの繋ぎが速い ブレーキングも上手いらしく突っ込みのスピードが速い しかし、1コーナーでの突っ込み後に 2コーナーでアウトに膨らむ様なので インを付けば、と計画を立て 最終コーナーで最大限に加速をして離される距離を 最小限にした 3周目1コーナー 案の定、鋭い突っ込みだがインが開いた ここに滑り込ませれば2コーナーから 3コーナーの繋ぎで前に出られると 1コーナーの旋回中に並ぶ 2コーナーアプローチで前に出た直後 ZXRと接触! 多分、外から追突されるような格好になったのだろう フロントが押し出されるようになり頭から地面へ その瞬間、バイクから放り出された 左肩と左足に激痛が走る 周りの風景を見ると 地面と空が交互に現れている 横向きに転がっているのだ 腕をひねらないように 内側へ引き込むようにして転がっていった しばらく転がり、スピードが落ちた 芝生が見える コース脇へ放り出されたようだ 足がバイクと地面に挟まれたのか痛くて動けない うずくまっているとオフィシャルが駆けつけ 様子を伺う クラッシュパッドの方を見るとZXRのライダーが立っていた 緑のカウルが落ちている所を見ると 多少は損傷が有ったようだが 人間は無事なようだ 足が痛くて動けない事等を告げると 救急車がやってきた そして応急室へ すぐに繋ぎを脱ぐと各部のチェックを行う とりあえず、骨折や裂傷は負っていないようだ すぐさま痛い部分にアイシング(冷却治療)を行う この初期治療でこの後の効果がまったく違うのだ この治療をしている間、姫野@R1は バイクの回収、道具の片づけ等の処理を行ってくれた #ありがとう またイベント主催者やサーキット関係者が駆けつけてくれた イベント終了まで治療室で安静にし すぐに病院へ レントゲンと診療の結果 捻挫と打撲だけで、骨折、靭帯損傷等は無い様だ ひとまず安心 次にバイクをレッドバロンへ 見た目はハンドルとステップ以外は 損傷が無い様だったが、詳しく調べると シートレール、ラジエータ、フロントフォークまで曲がっていた かなりショック 後日、修理見積もりを頂いたのだがかなり高かったので 部品だけ頼み、修理は私がする事にした それでも、修理費は約14万になった 総評 サーキット走行とは言え、楽しい走行会で転倒をしてしまい あまつさえ、他車を巻き込むなど反省の極みでございます 午前中にタイムが出ていたので 傲慢な姿勢が走りに現れたのかもしれません 関係各者の方々に深くお詫び申し上げます 本日 k_miya 0点でございます
KAZEサーキットランフェスタ四国 第2回 午後の部