現在の自動車会社の業績不振を打破する&世界的な不況を解決するには、
とにかく一刻でも早く電気自動車を量産体制に持っていって
現実的な価格で販売することだと思っています。
するとどうなるかというと、エネルギー供給の仕組みが代わり
社会のインフラが大きく変わる世界が現れてきます。
現在のガソリンエンジンでは、燃料を補給するために
ガソリンスタンドに行き、ガソリンを補充する必要がありますが
電気自動車なら自宅や駐車場に車を置いている間に電気が補充されます。
つまり、車が動いていなければいつでも充電できるということです。
渋滞中に地面から電磁誘導で充電したり、他の車から電気を分けてもらったり(支払いはどうするんだろ?)、
スーパーで買い物中に充電したり(当然充電目的で店舗を指定する人も出てきます)できます。
電気がエネルギーなので特殊な免許が必要無いですしインフラ整備にかかる費用が圧倒的に少ないのです。
ただし、短い時間で充電できる高電圧設備の場合はこの限りではないですけどね。
電気自動車は航続距離が短いと言いますが、その問題は長距離目的で走る人(トラックやタクシー)は今まで通り
内燃機関を使用すれば言い訳で、電気自動車で高速道路を利用した長距離を走るのなら
パーキングエリアで定期的に充電すればよいだけなのです。
一般公道であれば、道の駅や峠茶屋みたいに一定期間ごとに休憩&充電できる施設ができたり
一般家庭で充電設備を公開するところも出てくるかもしれません。
もしかしたら、風車や水力発電設備の場合は無料で充電できるかもしれません。
小さな燃料電池が開発できたら、携帯みたいにコンビニみたいな場所で
非常用バッテリーを購入できるようになるかもしれないです。
しかし、なくなる場所も出てきます。
最も影響が出るのは、その通りガソリンスタンドです。
対策としては、短時間で充電できる高電圧設備にシフトすることで生きながらえるかもしれません。
あとは、オイル系とプラグ系の会社は使用量が激減するので大変かも?
で、こんなことを考えていたら、先日「カンブリア宮殿」の中で日産のゴーン社長が2009年中に電気自動車を量産販売すると発言していた。
もしかしたら、不況を最初に脱出するのは日産かも知れない。