サーバの時刻がずれていたので、設定を含めたメモ
ntpとは、Network Time Protocolの略で時刻を問い合わせることを目的として開発されたプロトコル。
サーバの時刻を問い合わせ、同期させる
他のサーバに時刻を送信する
が出来ます。
インストールは、
yum install -y ntp
以上
インストール出来たら、時刻合わせから NICT-独立行政法人 情報通信研究機構のNTPサーバと同期を取ります。
これは、日本標準時のサーバになります。
$ ntpdate ntp.nict.jp 16 Sep 01:30:15 ntpdate[3330]: adjust time server 133.243.238.244 offset 0.000699 sec
offset以下の部分が、誤差の修正値になります。
これで、時刻が一致しましたが、サーバの内部にある時計は、内部のクロックを元に算出していますが、サーバの基本機能や温度等の環境条件で少しずつずれていきます。
これを定期的に修正するのがntpdデーモンです。 設定は、
vi /etc/ntp.conf
に
server ntp.nict.jp
を追加します。 さくらインターネットを使用していると
server ntp1.sakura.ad.jp
と設定されていると思います。 設定出来たら、ntpdの起動
/etc/rc.d/init.d/ntpd start
ついでに自動起動の設定もしておきましょう。
chkconfig ntpd on
以下のコマンドでntpdのステータスが確認できます。
$ ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== ntp-a2.nict.go. .INIT. 16 u - 64 0 0.000 0.000 0.000 *ntp1.sakura.ad. 133.243.238.164 2 u 23 64 377 17.305 0.239 0.275
10分ぐらいで同期出来るようになります。 同期すると頭に(*)がつきます。
CentOSにntpサーバで時刻同期設定