2002年に、漫画家の士郎正宗さんがデザインした、マウスが販売されました。
しかし、価格の高さと特殊なデザインから、初期販売のみで継続の生産が行われず、故障しても買い換え出来ない状態なのです。
特に多いのが、クリック時に「チャター」が起きてしまい、うまくマウスクリックが出来ない状態になります。
この場合、簡単な修理方法で元の状態に戻すことができますので、修理方法をご紹介します
なお、修理するに当たって部品が小さく、壊れてしまう場合がありますので、十分注意して作業を行いましょう。
では、まず、マウスの裏にあるねじを精密ドライバーを使って分解します。
内部の引っかけで上部パーツを固定しているので、気をつけて分解しましょう。
作業しやすい様に、基盤を外します。
故障しているマイクロスイッチは、この部分になります。
同じパーツが別のマウスに使われているのでしたら、ハンダを外して交換した方が良いと思います。
今回は、このスイッチの修理を行います。
上手にスイッチの蓋を外すと、中身がこの様になっており、
左が押上時、右が押下時の状態です。
よく見ると、真ん中の部品の先端に端子みたいなものが有り、この部分が上下の端子に触れて電気が流れ僂指組になっていることがわかります。
この端子部分が、故障の原因で、顕微鏡で見ると炭みたいなものが端子部分に有ってチャターを起こしているようでした。
修理方法ですが、炭がついているのなら、磨けばOKなので、紙ヤスリを小さく切って上下とも念入りに磨きます。
磨き終わったら、丁寧にスイッチの蓋を戻し、マウスを元の状態に戻します。
これで、ほぼ間違いなくチャターは解消されます。
だいたい1年ほどはこれで行けると思います。
おまけ
マウスのどこかに正宗タコチューがいます。
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